小児はり

小児はり-猫の小児鍼
小児はり-魚の小児鍼

一般に、小児はりとは“小児鍼”と言われるものを使って、体に鍼を刺さず施術することを言います。“小児鍼”は、猫や魚の形をした金属製のへらのようなものです。小児はりとは、その“小児鍼”で子供の皮膚を軽くこすったり、撫でることによって気の流れを整え、日常生活の不具合を整えようというものです。
刺激量のイメージは、スプーンで体を優しくなでる程度のもので、痛みは全くありません。子供は“陽”のかたまりで、本来流れは盛んで滞ることがありません。ですが、お母さんに怒られたり、体の不具合で流れが滞るようなこともあります。そんな時は、小児鍼には大抵とがった角の部分もついていますので、その角を使って必要な経穴へ「チュッ」と刺激を入れてやります。
できるだけお母さんがお子さんを抱っこしてもらった状態で小児はりは行います。
体に鍼を入れませんので、問診も含め15分(これ以上はお子さんの機嫌が悪くなると思います。)さらさらさらと小児はりを行います。
※金属アレルギーの有無をお知らせください。使用する小児鍼はステンレス製です。

小児はりの例:

  • おねしょ
  • 疳の虫
  • 噛みつき
  • 昼夜逆転
  • 不登校
  • 自律神経失調症

など